平かんな仕込んだ

左から寸二、寸四、二寸の平かんな。
早くやらなきゃと思いながら、長い間放っておいたものをお正月にまとめて仕上げた。
かんなの仕込みは毎回毎回やるたびに勉強ばかりで、次はこうしよう、次はああしようと学びが多く、完璧に100パーセント自分が納得できるものはなかなかできない。

「梅弘」関西の問屋銘のかんな。
ひょうたんの上のアマビエみたいな刻印は何だろう?


中古でありがちな、玄能で叩かれすぎて鉋身の頭がめくれていることが多いのですが、これも例外ではなかったので全部削ってスッキリさせた。

「信義」のぶよし?聞いたことない。
これは頭も側もめくれてベロベロだったので、原形をとどめないくらいグラインダーで成形した。
裏刃は柔らかく寄せたいので、なるべく耳は立てたくないのですが、すったもんだの挙句こんなカタチになってしまった。嗚呼、、、。

「三代目千代鶴 延国」
硬い玄能で裏刃を追い込んだ痕が細かく残っている。
これはうまく仕込めた。

二寸の台は集成材にした。寸八用の白樫しか持っていなかったので、幅が足りずフチ張りをするように側を足した。芯をよく見ると左側が荒い木目で、右側が目の詰んだもの。
素材との対話が足りていないのか、それとも良いものの完成イメージが足りていないのか、そのどちらかだろう。芯だからといって侮ることなかれ、交互に混ぜればよかった。

寸四のものは上下に薄板をサンドイッチしただけ。
接着剤分の重さが加わるので集成材の台は使いづらいだろうと思っていたけれど、あんがい重さ自体は気にならず、それよりも抜群の安定感で下端の調整が楽になるメリットの方が大きい。

寸二は白樫の無垢材だ。追い柾。
木材としては板目と言うのに、かんな台になった途端に柾目と呼ばれる不思議。
道具として本調子になるまでには使いながら微調整しながら、もう少し時間がかかる。

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