裏刃セッティングブロック

工房には木材を加工する機械がいくつかあるのですが、ここ近年アップグレードしたいなぁと考えているものに、板の厚みを決める自動一面かんな盤というものがあります。
機械といってもピンからキリまであるのですが、使用しているのは松竹梅でいえば梅クラスの機械でしょうか。
主軸を回す2.2kwのモーターが一つ付いているだけで、送り速度の切り替えはアナログな二段階ギア、定盤の上げ下げは手動、贅沢を言わなければそれで十分、松クラスのものなんて中古で100万円近くもするし、あとで鉋がけすればいいんだと諦めてずっと使ってきました。
しかし鉋がけの量が多くなるほど、そして機械を通した後に逆目があった時などは特に、もう永遠と思えるほど果てしなく時間がかかってしまい、もうちょっとなんとかならないかなぁと考えるようになり、機械の裏刃をもっと寄せるためのゲージブロックを制作してもらった。

1/100ミリ単位の違いが仕上がりに差が出てくるのは経験済みなので、神経質に細かい寸法まで図面に描いたけれど、制作していただいた社長さんには難しいんだよと言われてハタと気づきました。
そりゃそうだ、プロだからといって寸法ぴったりに仕上げるのは金属だろうが木材だろうが簡単なことじゃない。

右の2セットは機械に付属しいる既存のもの、なんとなくよそ見しながらダラしなく面取ってますが、頼んだものはキリッとしてます。
いろんな状況に応じて荒加工から仕上げ加工まで、つくってもらったブロックをその都度付け替えて、裏刃を寄せたり緩めたり、最後の手鉋をかける時間が短くて済むように暫くはこれで頑張ってみます。

研磨機、その後。

研磨機その後

いやー、またビフォーアフターしてしまった。

研磨機を譲ってもらったのが、一年前くらいだったか。
少しずつ直してました。
もともとが淡いミントグリーンのきれいな色だったのに、塗装し直したらまたしてもケバい色になってしまった。
これは完全な言い訳になってしまいますが、きれいな色なんてそこらへんで売ってないんです。それになにより、色をオーダーするほど、先立つものがないんです!
でも、これで手押し鉋、自動鉋、プレーナー、超仕上げの刃(鉋の下端調整用)が研磨し放題だ。

とはいえ、後片付けも含めて持っている刃物を全部まとめて23枚ぶん研磨すると半日はかかる。
確かに時間はかかるけど、今までどおり1枚研磨をお願いすると高いもので1800円も取られるので、これからは随分と助かる。
それになんといっても、研ぎ立てのフレッシュブレードでバターを切るような感覚は、仕事をしていて気分がいい。

目下のところ唯一の問題点といえば、さんざん悩んだ挙げ句に移動できるようにキャスターを付けたけれど、やっぱり作業中にゆらゆらと少し動く。
いっそ外してしまおうかとも思う。

研磨機その後02

木工は刃物を使う仕事です。

ビフォーアフター

旋盤2011

旋盤2012

ちょうど1年前でしょうか、廃業した木型屋さんから旋盤をいただいて、丸1年かけて直しました。
OKADAのロゴがある部品がもう重くて重くて、取り回しているうちに腰をやられてブルーな日々があったせいでしょうか、今度はおまえをブルーにしてやると勢い込んで買ってきた塗料がちょっと品のないメタリックブルーで、なんだかケバい機械になってしまった。
まあそれも良しとしよう。

ベアリング&スイッチ

ベアリングはモーター側の2つは替えたけれど、スピンドル側の2つは手持ちのプーリー抜きでは悲しいかな抜けなかった。
もうこの際スイッチも替えようと思ってはみたものの、何の問題もなく使える状態なのでレトロのままにした。

平ベルト&プーリー

ヨレヨレだった布平ベルトとVベルトも替えて、モーターも替えました。
モーターは単相0.4kWから三相0.75kWに替えたので、プーリーもシャフト径に合わせて広げてもらい、キー溝も加工してもらいました。

いやー手間かかってるなあ。

古い新入り

研磨機を頂きました。
木屑とオイルまみれですが、機械の命でもある「かみそり」は良い精度です。

ネジを外し、ブラシで掃除して、少しばかり時間はかかりそうですが、これから手押しカンナ、自動カンナの研磨代が一切かからないことを思えば、メラメラとやる気がでてきます。