接着のために、小さな馬(sawhorses木挽き台)もつくった。
横倒しにして側板の仮組み。
棚板に少し縦反りが出ているので、タテヨコでクランプを使う。
側板、天板部分の接着はクランプが大渋滞して、いちばん力を加えたい仕口部分を締められない。
実際に制作するにあたり、肝心の問題に直面するまでは難しいだろうなとボンヤリ思うだけで、事前に綿密な計画など立てていないことが案外多い。
こうなったら最後の手段だ。
当て木をじかにボンドで接着して、その当て木ごと締めてしまう計画だ。
常識外れの非常手段だろうか、もしくは板材45度留め加工接着時の新定跡だろうか。
仕上げたはずの側板、天板に接着した当て木を後からFクランプで圧締するなんて、、、。
これなら正確に加工した45度部分を間違いなく確実に締め込むことが可能だ。
本来の接着が終われば、役目を終えた当て木がくっついたままなので、時間はかかるが縦挽き鋸と鉋を使い元どおりに仕上げることになる。
仮組み。
狭い工房内での接着は危険がいっぱい。