帯鋸のゴム車

工房にあるバンドソー で木材を挽き割っている途中、突然機関銃のような音がしたので慌ててスイッチを切ると、なんとゴム車のゴムが欠けてしまっている。
木っ端が挟まったのか、はたまた連日の暑さでゴムが柔らかくなりすぎていたのか、それともいわゆる加水分解というやつでゴムの寿命が尽きたのか、あるいはウレタンゴムっぽい質がそもそも良くなかったのか、鋸刃を外して重い車輪も外し、しばらく呆然と眺めていると、帯鋸が使えないことと、修理にお金がかかることと、二つの現実を同時を突きつけられて血の気が引いていくのがわかった。

どんな場合でも下を向いていては問題の解決はないので、早速ゴム車の修理をお願いするのですが、12年前に中古のバンドソー を買った機械屋さんはまさかの廃業。研磨機を買ったり修理などお願いしていた近所の機械屋さんもすでに廃業。もうなんだかやりきれない気持ちになる。
木材加工に携わる人達の現実はちっとも甘くないのは十分わかっているのですが、それでも頑張って続けている機械屋さんにお願いして、ゴムの巻き替え作業をお願いすることになった。

もうこうなったら「バンドソー なし」でつくるしかないと、380ミリのチップソーを昇降盤に取り付けてみるも、やはり届かないものは届かない。いっそのこと大きな縦挽きのノコギリを調達して、富嶽三十六景の遠江山中を現代でやるしかないのかしらん?と、半分冗談で考えてみたりもする。
機械が使えなくなって改めて思うのは、昔の人って肉体も精神も現代人とは比べものにならないくらい強靭であったと(絵が過剰にデフォルメされていることを差し引いたとしても)つくづく感じる。

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帯鋸のゴム車」への4件のフィードバック

  1. hitoshi kamata

    めっちゃ、わかるわぁ。まじ、へこむよな。俺、最近やけど、家がやばくって、前あったやん?大阪、地震あったやろ、うちの、ちっちゃい小屋の梁、折れて、つか、家と小屋の間の梁やんねんけど、それ、プラのトタンの屋根ついてて、端っこはがれて、風吹いたら、いらいらするくらい、バタバタして、音なって、いらいらするし、迷惑かかってんちゃうかなぁっておもたら、ざわざわするし、けど、直すのめんどいし、ほんま、毎日、胃い痛いわ。そっちは、とりあえず、作ってるみたいやな。俺も、そんなええことあるわけちゃうけど、なんとか、生きとる。最近、ちょっとへこんで、ちょっと元気もらってんのは、インスタや。今時、すごいな、グーグルが訳してくれるから、英語できんでも、世界に発信できる。最初は、地平線、見回しても、だ~れも、遥かかなたに人、いいひん、摩擦で煙起こして、「おれ~ここにおるで~!」って、ひたすら、「いいね」、ゼロやったけど。なんとか、ハッシュタグとか工夫して、とりあえず、今、あげたら、20ちかくは、「いいね」が来るようになった、フォロワーは、全然,増えへんけど、作品とハッシュタグで、客筋が変わって、めっちゃおもろい。お前みたいな、木工関係はもちろんだけど、不思議と美人フォトグラファーとか、まじ多いし(若干,自分さらしてますけど、)、自分うっとりの、イケメンもわりとある。なんでか、タトゥー関係もよう、きはる。少ないけど、モスクワけい?の人がよく見てくれたりで、変な話、しょうもない個展するより、よっぽど、たのしいし、おもろい。だって、俺の作品、思い出す「いいね」だと、ロス、モスクワ、パリ、ミラノ、ロンドン、サッセクス、オーストラリア、NY,韓国、台湾、つか、どこか、書いてくれへんから、お国がわかれへんひとおおいねん。変な話、騙されてるんちゃうかなってくらい、絶対、会う人じゃない人とつながれる。俺は、きほん、すねてるんで、NO日本語で、やってる。おれのことを、ゴミだとぐらいにしか思ってないような、つか、誰もおれんこと知らんねんけどってとこから、そっから勝負してる。ご想像のとおり、がっつり酒入って、饒舌なものいいになってるとおもうけど。発信しろ。してくれ。めっちゃ飲んだし、書くこと書いたから、寝る。

  2. そうですか。
    インスタに投稿するのは投瓶通信のようなものと思ってましたが、ヘンな個展をするより面白いとは、、、。
    手軽にスマホでハートマークやフォローボタンをタップしたりすることと、かつてのように美術関係の出版社やギャラリー、友人知人やお世話になった先輩後輩、加えて前回の展示の芳名帳を見て一枚づつDMを出すことは一見すると全く違う行為のようですが、自分の存在を知ってもらうアクションとして考えてみれば、それほどの違いはないのかもしれません。
    身銭を切って切手代を払う必要もないのですから、作品を知っている人の数を一人でも増やして、それが思ってもみない方向に転がって実利に繋がってゆけばいいですよね。

    そういえば先日の地震は大阪の北部だとばかり思っていましたが、直接の被害があったとは知りませんでした。
    とりあえずトタンの応急処置はするとして、それこそインスタグラムで大工さんを探してみたらどうでしょうか?
    会社勤めでもやる気のある若い人だったらアカウント持って仕事をアップしているだろうし、きっと良いリアクションはあると思います。

  3. hitoshi kamata

    すまん、俺がいちびった、悪かった。申し訳ない。もう、アドレスもほったし、みいいひんし、書けへん。安心してくれ。 全部、削除してくれ。悪かった。

    1. どばた時代にパジャントのデッサンをボロクソに言われたことに比べたら、何の問題もありません。

      「アドレスほった」とはどーゆーこと?
      たまに更新してるんで、時間のある時にまた覗いてみてください。

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